岩投げ!ブログ

あっちで紹介しきれなかった内容や岩投げ雑学等、不定期集中にて更新予定デス。

岩投げデッキにおける「役割理論」

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 どうも。最近、ポツポツと岩石族強化がもらえて嬉しい。岩投げトロワーです。

 今週は二本立て。二本目である今回は岩投げデッキにおいて最も重要な「デッキ内の役割理論」について、軽く解説しようと思います。

〓目次
・【 デッキ内の役割理論とは? 】
・【 役割のまとめと解説 】
・【 おわりに 】



 【 デッキ内の役割理論とは? 】

 はじめに。社会学的な方の役割理論や、某有名RPGゲームにおける役割論理などとはまた違う物ですので、お間違いなく。
 便宜上こう読んでいますが、単に「岩投げ理論」だとか「岩投げ役割理論」だとか読んでも問題ないです。

 「デッキ内の役割理論」は簡単に言うと、


「 岩投げ戦術を円滑に機能させる為の役割振り分けと、そのテンプレート 」


です。

 岩投げデッキはその名前の通り、「岩投げエリア」を主軸に据えたデッキタイプ。「岩投げエリア」が戦闘破壊をトリガーに効果適用する関係上、モンスター構成は他のデッキ以上に重要かつ特殊です。

 攻撃力が高いと、その分突破力が上がるしダメージも低くなりますが、戦闘破壊され辛くなってしまいます。攻撃力が低いと、その分突破力が下がる代わりに、戦闘破壊され易くなります。となると、「岩投げエリア」を発動して自爆特攻するなら、この間の攻撃力……大体1400〜1600が最適解となる訳ですね。

 ほんと、変なデッキ!!



 【 役割のまとめと解説 】

 ここからは、具体的にどういった役割で分けているのか? 順番に解説していきたいと思います。

〓 アタッカー(投げ役)

 アタッカー(投げ役)の名の表す通り、「岩投げエリア」の効果を適用する為に自爆特攻したり、必要があれば戦闘ダメージも稼ぐ、一番重要なポジションです。

 その役割の関係上、一番戦闘ダメージに直結するモンスターなので、計算を誤ると大ダメージをもらいかねません。戦闘ダメージを受けない効果を持つ「ブルブレーダー」や「アマゾネスの剣士」「モンクファイター」等はそういったリスクを軽減出来るので、特にダメージコンボを狙わない場合は、これらのモンスターを採用するのが安定だと思います。

 環境や好み、ダメージへの重視度で基準は多少変化しますが、自分は1400〜1800を目安として考えています。

 採用枚数は6枚〜9枚。サブ+3まで。


【代表的なモンスター】

・「ブルブレーダー」

・「霞の谷の剣士」

・「アマゾネスの賢者」
           等

〓 ブロッカー(受け投げ役)

 ブロッカー(受け投げ役)の表す通り、相手モンスターからの攻撃読み前提でセットしておき、「岩投げエリア」の効果適用を狙うポジションです。

 アタッカー(投げ役)が下級モンスターのラインで計算していたのに対し、ブロッカーは上級以上を戦闘破壊ラインとして計算しています。守備力は最低1800以上が理想ですね。(電池メン―ボタン型等、一部例外もいます)

 アタッカー(投げ役)に比べて、投げを通すのに読み合いの技術が必要な上に確実性が低いので、基本的に重要度は低めです。(タックルセイダーが兼ねることも多いです)

 採用枚数は2枚〜3枚。サブ+2まで。

【代表的なモンスター】

・「タックルセイダー」

・「伝説の柔術家」

・「ヴェルズ・オ・ウィスプ」
              等

〓 サーチャー・ドローソース

 「岩投げエリア」を引きに行ったり、デッキ圧縮で確率を操作するポジションです。

 「岩投げエリア」を引かなければ始まらない部分もあるので、それまでの戦線維持や始動、デッキ安定等を担っています。事故った場合は大体これらが不足していることが多いです。

 上記二種のポジションが兼ねることも多いですが、非常に重要なモンスター(またはカード)達です。

【代表的なモンスター】

・「H・C強襲のハルベルト」

・「強欲で謙虚な壺」

・「無謀な欲張り」
         等

〓 岩石(投げ枠)

 どちらかと言ったら投げ枠側で呼ぶことが多いです。「岩投げエリア」から墓地に落とすカードを指します。

 間違えちゃいけないのは、デッキに入っている岩石族全てではなく、予め構築時に役割分けをして、しっかり指定した数枚を指します。(次回岩投げ用語集、空投げにて解説予定)

 役割は岩石族の数だけ存在するので、ここでは語りきれません。なので、よく使うものをいくつかピックアップして紹介していこうと思います。

 【カウンター、攻撃妨害】

 デッキの防御力に直結するポジションです。相手モンスターの表示形式を変更したり、フィールド残存型の魔法罠を無力化する役割です。
 採用2枚以上推奨

「タックルセイダー」
「先史遺産コロッサル・ヘッド」
               等

 【メタ、ロック】

 デッキの妨害力や戦線維持力に直結するポジションです。投げた時点では機能しないので、相手の戦術を先読みして落としておくのが基本です。
 採用0〜1枚。

「干ばつの結界像」
「ゲート・ブロッカー」
           等

 【コンボ】

 デッキの爆発力に直結するポジションです。デッキの性質やプレイヤーの性格で採用する岩石族がかなり変動するので、岩投げデッキを組む際に一番難しい部分でもあります。テーマ内に岩石族がいるなら、素直にそれを採用するのが安定です。
 採用1枚

「ブロックドラゴン」
「ゴゴゴゴーレム―GF」
            等

 他にも展開の役割を持つ「リバイバルゴーレム」など、紹介した以外にも様々な役割があります。岩石って奥が深い。



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 【 おわりに 】

 今回は、ついったーで度々(自分のメモ用に)書いていた岩投げデッキの役割理論についてでした。

 根幹にあるのは基礎も基礎、アタッカーとブロッカーの概念であったり、的確にメタをぶつける役割理論であったりなので、実は理解さえすれば簡単だったりします。岩投げ沼に堕ちる人、増えろ……フエロ……

 次回は自分が便宜上使っている岩投げ用語をまとめた「岩投げ用語集」の予定です。では、また来週くらいに。