岩投げ!ブログ

あっちで紹介しきれなかった内容や岩投げ雑学等、不定期集中にて更新予定デス。

古代遺跡の静粛は何をもたらすのか?

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 ご無沙汰してました!
 はい。久しぶりの岩投げ!ブログです。

 時の流れはふしぎだねってことで、早一ヶ月。この人差分ばっっっか書いてブログサボってました。
 現在進行系です。

 遊戯王関連だと……【@イグニスター】に【サイクルリバース】で勝ったぐらい? 相手試運転なのでノーカンか。嬉しいもんは嬉しいのです。
 今回はみんな大好き【トラミッド】に新規が訪れました!!

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チャプター1 【 古代遺跡に訪れる「静粛」 】

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「お久しぶり、解説役の真心やで! 今回のテーマは……トラミッドさんの新規か」

 その前に【トラミッド】を軽く解説。
 【トラミッド】を一言で表すなら、

フィールド魔法コントロール

 を得意とするテーマ。
 各種下級モンスターで専用フィールドを張り替え張り替え、最終的に強化したエース「トラミッド・スフィンクスの圧倒的パワーで轢き殺す……といったところ。

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「ただ、今まではそのメインの動きを安定させる程カードが無くて、イマイチぱっとしないテーマやったんよね」

 はい。特に特化サポートである筈の「古代遺跡の目覚め」は、ピン採用にしてサーチしたいカードなのにサーチが難しく、かと言ってこれが無いと防御力が低いというジレンマを抱えていました。
 そう、今までは。

【 古代遺跡の静粛 】
〓 永続魔法

〓 効果 〓 このカード名の①②の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在し、フィールドゾーンにフィールド魔法カードが表側表示で置かれた場合に発動できる。デッキから「古代遺跡の静粛」以外の「トラミッド」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの表側表示の岩石族モンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。破壊されたモンスターとはカード名が異なる「トラミッド」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

 

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「ふぁ、なん、なにこれ。サラッととんでもない事書いてる」

 順を追って。
 ①は【トラミッド】のフィールド張り替え効果に、さらにメリット(サーチ)を付随する効果。
 ②は【トラミッド】の防御力を補う保険であると同時に、攻めの一手にもなるレベル制限無しのリクルート効果。

 ①のサーチ効果は「トラミッド・クルーザー」以来念願のサーチ効果。しかも、クルーザーでは対応していなかった「トラミッド」魔法・罠に対応
 これにより、

 ・「トラミッド」モンスター
 →静粛経由→クルーザーでサーチ
 →クルーザーでサーチ

 ・「トラミッド」魔法・罠
 →静粛からサーチ

と、各サーチが安定するように。「古代遺跡の復活」がサーチできるようになった→ピン採用が安定! だけで革命。

 サーチ効果のトリガーはフィールド魔法が表側で出てくること
 なーんか難しい書き方をしていますが、

・自分がフィールド魔法を発動
・自分が効果でフィールド魔法を発動
相手がフィールド魔法を発動
相手が効果でフィールド魔法を発動

……はい。相手が発動したフィールド魔法でも発動できちゃいます。

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「へ??? じゃあ、フィールドサポートでありつつ、同時にフィールドメタでもあるってこと?」

 古くは「フィールドバリア」なんかもそういった立ち位置のカードですね。フィールドを守りつつフィールド発動を封じる。
 サーチ効果のトリガーが軽く、純から出張まで幅広くこなせそうな良い効果です。

 ②のリクルート効果は、最近では標準的な戦闘・効果両対応型。リクルート可能なモンスターは現状4種類です。(2021年3月28日現在)

・「トラミッド・ハンター」召喚権+
・「トラミッド・ダンサー」全体強化
・「トラミッド・マスター」セット破壊
・「トラミッド・スフィンクス」高火力・攻撃誘導

 ちゃっかりスフィンクス対応。軽い気持ちで相手の岩石族モンスターを破壊すると、攻撃力2500超えのモンスターが湧いてくる……って考えると、意外と侮れない効果。
 「精霊獣使いウィンダ」よろしく自爆特攻にも対応しているので、攻撃表示そのものにリスクをつけられます。すごいね。

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「守備表示にされると「岩投げエリア」戦術が展開し辛いから、噛み合わせ悪そうやなぁ……」

 ちょっと悩ましいところ。

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チャプター2 静粛は何をもたらすのか

 「古代遺跡の静粛」は理想的な【トラミッド】サポートであり、同時に貴重な盤面関係の岩石族サポート。
 今まで盤面維持は出来ても、盤面に居ることそのものにメリットが無かった岩石族において、自爆特攻からリクルートができる「古代遺跡の静粛」は革命です。

 強いて難点を挙げるなら、このカード自体はサーチできないこと。こればっかりは仕方ないですね。

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「ドロー! ドローの練習あるのみ! やね」

相性の良いデッキ

【トラミッド】
【サイクルリバース】
【先史遺産】
【化石】
【(スフィンクス)】
など

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 【 終わりに 】

 今回は「古代遺跡の静粛」の紹介でした。
【トラミッド】はもう触れられないんかな……とか思っていたので、嬉しいサプライズ。
 【サイクルリバース】もより圧縮が効くようになりそうで、今からワクワクが止まらないデス!

 またニュースがあれば気まぐれに更新すると思うので、気付いたら見て頂けると「ヤター!!」て喜びます。跳ねちゃいます。

 では、また次回ぐらいに。

 岩投げ!ブログの更新頻度について

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 どうも、岩投げトロワーです。

 最近、深夜更新になってしまったり、内容が薄かったり濃かったり(?)をフラフラしている当ブログ。
 間に合わせで低クオリティな内容を見せるのはどうなのか? と思ったので、更新頻度を毎週から

不定期‘‘集中’’更新

に変更します。

 岩投げ・岩石族・投げモンスター。彼らの魅力をしっっっかり伝えられるよう、不定期という形にさせていただきます。

 どーせパックで岩石族出たらノリノリで更新するので、気長にお待ちいただければ幸いです。

 では。

 また、次回くらいに。

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〓岩投げ縛り ①〓 旧SD【ドラゴンの力】編

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 最近、生物学カードゲーム「CELLセル」にハマっています。
 手札がそのままコストというシンプルさ。絵柄の可愛さ・カッコよさ。ゲーム性とランダム性。しっかり詰まって、しかもお手軽。
 個人的なお気に入りは「マクロファージ」と「カイコガ」さん。デッキも組んでしまいました。
 商業版の話をしましたが、同人版もボードゲーム的ハッチャケな楽しさがあるのでおすすめ――

 閑話休題かんわきゅうだい
 どうも、岩投げ流2段トロワーです。

 今回はツイでやっている #岩投げ縛り の番外編。旧ストラクチャーデッキの岩投げ構築、その①です。

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チャプター1 【 ドラゴンの力 】

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〓 デッキ比率 〓
・モンスター 14枚
・魔法    16枚
・罠     10枚

 【ドラゴンの力】は2004年冬頃に発売された、ドラゴン族をテーマとした構築済みデッキです。看板モンスターは真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴン

 デッキコンセプトは「仮面竜マスクド・ドラゴン」からリクルートした「アームド・ドラゴンLV3」から「アームド・ドラゴンLV5」を呼び出し、その効果で高攻撃力のドラゴン族を墓地に送りつつ戦線維持。
 最終的に「リビングデッドの呼び声」から呼び出した「真紅眼の黒竜」を進化させ、攻撃力が上がった「真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴン」でフィニッシュ。

 ……といったところ。

 ハッキリ言って、構築済みとしてはバランスが崩壊しています。
 コンセプト上捨てたいモンスターは14枚。リクルートの動きをすればもっと減るので、実際はまともにモンスターを引けません。
 罠構成は割と良いのに、肝心の魔法が枠と足を引っ張った形。当時のマリガン枠だった「リロード」はともかく、「四次元の墓」は意味不明。

 ボロクソに書いてしまいましたが、カードとコンセプト自体は悪くないので、とにかく構成に難点を抱えたデッキということです。

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チャプター2 【 岩投げ汚染タイム 】

 さて。

 早速デッキを今風にリメイク「岩投げエリア」に染めしていこうと思います。

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「あ、あのー。今、不穏なワードが聞こえたような」

 お、真心まこころちゃん。いや、特に変なことする訳じゃないから、安心して。

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「ならええんやけどさぁ……」

 【ドラゴンの力】の抱える問題を並べ見ると、こうです。

・肝心の墓地枚数が稼ぎづらい(モンスター数)
②・手札補充手段に乏しい
③・戦線維持能力が無い

 この3点になってきます。
 「アームド・ドラゴン」等の手札コストによる墓地肥やし の部分はなるべく変えず、しかして墓地は肥やしたい。元々の採用カードでこれを解決できるのは「無謀な欲張り」になります。

 「無謀な欲張り」 通常罠
・2ドローを前借りできるぞ! 前借りした分、ドローフェイズを2回スキップするけど、複数枚発動すればスキップを踏み倒せるぞ

 はい。これに「竜の霊廟れいびょう」とサファイアを活かす「守護竜の核醒」で①②は解決です。

 残りは戦線維持能力……はい。あとはもうわかりますね。

岩 投 げ エ リ ア

ですね!

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「……」

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「いやいやいや。え?」

 「岩投げエリア」以外ありえないです。これが最適解。

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〓 デッキ比率 〓
・モンスター 21枚
・魔法    9枚
・罠     10枚

 「仮面竜マスクド・ドラゴン」の代わりに「武装竜の霊廟アームド・ドラゴン・フラッシュ」を採用。「アームド・ドラゴンLV5」まで進化した後は「岩投げエリア」の出番です。
 モンスターを守備表示にし永続カードを剥がす「タックルセイダー」、展開を補助するリバイバルゴーレム」、そして、魔法罠耐性を与える黒曜岩竜こくようがんりゅう。これらを状況に応じて使い分けることができます。

 進化元である「真紅眼の黒竜」は「真紅眼の幼竜レッドアイズ・ベビードラゴン」や各ドラゴン族リンクモンスターから呼び出し、必要なタイミングで「真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴン」に進化させます。
 墓地のドラゴン族✕300上昇する効果をコンパクトに活かす為、契珖けいこうのヴルーレセンスでさらにダメ押し。最終的に超火力の「真紅眼の闇竜レッドアイズ・ダークネスドラゴン」の

ダークネス・ギガ・フレイム

で決めてしまいましょう!

 って感じです。

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「なんかそれっぽい説明やね?」

 ここからは、岩投げ周りを少しだけ触れようと思います。

 黒曜岩竜 闇属性
・自分の闇属性モンスターを対象とする、魔法・罠カード全てを無効にし破壊!! 問答無用の永続効果だ

 今回の固有採用枠です。「強制脱出装置」に「因果切断」「次元幽閉」「くず鉄のかかし」、「無限抱影むげんほうよう」「禁じられた」シリーズ「バージェストマ」罠シリーズ……エトセトラエトセトラ。大体無効にして破壊します。
 まさに問答無用。鉄壁。

 投げて「リビングデッドの呼び声」で蘇生してもよし、普通に引いて召喚してもよしな万能モンスターです。

 あとは安心と信頼の「タックルセイダー」。「アームド」や「守護竜の核醒」「ドラゴンの宝珠」で投げても起動するのは便利。
 そして、困ったら「リバイバルゴーレム」を投げてエクシーズ。

 「岩投げエリア」により、【ドラゴンの力】の欠陥部分を補い、無事リメイクに成功? しました。

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「みんなはまともなデッキ組もうなー!!」

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 【 終わりに 】

 はい。先週飛ばした上での遅れ更新です。

 「岩投げ」テーマのブログというのも安定感が無いもので、いっそ岩投げ!ブログを隔週にして、

・雑多な多方面、まったりブログ(同人カードゲームなど)

・趣味のビデオ(VHS規格)に寄せたマニュアックなブログ

辺りを追加で作ろうかな? と考えています。予定は予定は未定。
 では、また来週くらいに。

海外新規「WAR ROCK」と岩投げの親和性

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 毎回、更新毎に「これ、どういうレイアウトなら見やすいんかな」とか考えながら。
 ……そもそも、はてなブログにコメント来るわけないや!
 どうも、岩投げトロワーです。

 今回は海外新規戦士族テーマ「WAR ROCK」が気になったので、それについてです。

※和訳はweblioさんを参考に、新たに文章を再構成しています。
一部実際と効果や挙動の解釈が異なる可能性がありますので、あくまで参考程度にご覧いただきますようお願いします。

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チャプター1 【 WAR ROCKとは 】


❏ MAIN CARD

【 WAR ROCK FORTIA
〓 ☆4
〓 地属性
〓 戦士族
〓 ATK1700 DEF1700
〓 効果 〓 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。
①:自分の地属性・戦士族モンスターが戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。デッキから「WAR ROCK FORTIA」以外の「WAR ROCK」カード1枚を加える。その後、自分フィールド上の「WAR ROCK」モンスターは相手ターン終了時まで攻撃力が200アップする。
②:このカードが相手のカード効果によって墓地に送られた場合に発動できる。デッキからレベル5以上の「WAR ROCK」モンスター1体を手札またはデッキから特殊召喚する。

一番基本的な立ち位置のモンスター。戦闘をトリガーに他の「WAR ROCK」をサーチするぞ!

【 WAR ROCK GACTOS 】
〓 ☆4
〓 地属性
〓 戦士族
〓ATK1900 DEF1900
〓 効果 〓 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。
①:地属性・戦士族モンスターが通常召喚された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが相手のカード効果によって墓地に送られた場合に発動できる。デッキからレベル5以上の「WAR ROCK」モンスター1体を手札またはデッキから特殊召喚する。

基本的なモンスターその2。「FORTIA」辺りの召喚をトリガーに特殊召喚しよう

【 WAR ROCK ORPIS 】
〓 ☆5
〓 地属性
〓 戦士族
〓ATK2100 DEF2100
〓 効果 〓 このカード名の②の効果は1ターンに1度しか発動できない。
①:自分フィールド上にモンスターが存在しないか、全て地属性・戦士族の場合、このカードはリリース無しで通常召喚できる。
②:自分の地属性・戦士族モンスターが戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。デッキから「WAR ROCK ORPIS」以外の地属性・戦士族モンスター1体を墓地へ送る。その後、自分フィールド上の「WAR ROCK」モンスターは相手ターン終了時まで攻撃力が200アップする。

戦闘をトリガーに地属性・戦士族を墓地に送れる凄いやつ。「H・Cサウザンド・ブレード」辺りを落とそう

【 WAR ROCK SKYLER 】
〓 ☆6
〓 地属性
〓 戦士族
〓ATK2200 DEF2200
〓 効果 〓 このカード名の②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。
①:このカードの攻撃力は相手フィールドのモンスター1体につき100アップする。
②:自分の地属性・戦士族モンスターが戦闘を行ったバトルフェイズ(お互い)に、自分の墓地のレベル5以下の戦士族モンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。その後、自分フィールド上の「WAR ROCK」モンスターは相手ターン終了時まで攻撃力が200アップする。この効果を発動したターン、自分のレベル5以下のモンスターは直接攻撃できない。

「WAR ROCK」の紅一点! その攻撃力と蘇生効果で盤面をより盤石にするぞ

【 WAR ROCK BASHILEOS 】
〓 ☆8
〓 地属性
〓 戦士族
〓ATK2700 DEF2700
〓 効果 〓 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度発動できる。
①:自分フィールドの地属性・戦士族もが戦闘を行ったバトルフェイズ(お互い)に発動できる。このカードは直接攻撃できる。その後、その後、自分フィールド上の「WAR ROCK」モンスターは相手ターン終了時まで攻撃力が200アップする。
②:このカードが自分の手札・墓地に存在し、自分の地属性・戦士族モンスターが戦闘によって破壊され墓地に送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドを離れる場合除外される。

事実上の2900直接攻撃持ち! 「FORTIA」や「ORPIS」辺りから呼び込もう

【 WAR ROCK ORDEAL 】
〓 永続魔法
〓 効果 〓 「WAR ROCK ORDEAL」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、カウンターを3つ置く(これ)。
②:自分フィールド上の地属性・戦士族モンスターが相手モンスターを戦闘によって破壊し、墓地に送る度に発動できる。このカードのカウンターを1つ取り除くことができる。その後、デッキから1枚ドローする。この効果によってカウンターが全て取り除かれた場合、このカードを墓地に送る。

地属性・戦士族専用のドローソース! 最大3枚ドローできるぞ

【 WAR ROCK MOUNTAIN 】
〓 フィールド魔法
〓 効果 〓 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:発動時の効果処理として、デッキから「WAR ROCK」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:自分フィールドにモンスター存在しないまたは戦士族モンスターのみの場合、バトルフェイズ開始時(お互い)に発動できる。自分フィールドに存在しない「WAR ROCK」モンスター1体を手札から特殊召喚する。
③:自分フィールドの戦士族モンスターが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。

 

つかれた……

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「お疲れ様。見た感じ石器を用いて戦う戦士ってことで「WAR ROCK」なんかな?」

 多分そう。
 石器持ってるけれど、岩石族関係なくない? って思った方もいると思います。

関係大ありなんです!!

 効果欄の太字部分はメインっぽい効果なんですが、見ていただければ解るように‘‘主要効果がほぼ戦闘トリガー’’なんです。

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「本当だ。あれ、でも戦闘破壊耐性つける効果は……」

「WAR ROCK MOUNTAIN 」
 ……
 ③:自分フィールドの戦士族モンスターが戦闘で破壊される場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
 ……

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「えーと、あれ?」

 ハッキリ言ってこの部分、使い物になりません。
 ②の効果からして維持した方が強いし、実際回すと自爆特攻かますテーマになります。

 そんな時の

「岩投げエリア」

です。

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「やっぱりかぁー……」

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チャプター2 【 岩投げとの相性 】

 主軸になる「WAR ROCK FORTIA」や「WAR ROCK ORPIS」の効果は戦闘を行ったダメージ計算後に発動する効果。その関係上、単体だとまず自爆特攻になってしまいます。
 もちろん、自爆特攻は必ずしもデメリットでは無い(「WAR ROCK BASHILEOS」など)んですが、やっぱり維持できるなら維持したいところ。
 そんな時に役立つのが「岩投げエリア」って訳です。

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「主要特攻モンスターの維持・「タックルセイダー」での盤面突破・展開後のリビデ「干ばつの結界像」って感じで噛み合いは良さそうやね」

 ついでに言うと「WAR ROCK」自体と相性の良い「H・C」自体も「岩投げエリア」と噛み合わせが良いので、

【岩投げWAR ROCK(H出張)】

といったデッキも可能です。

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「戦士族は元々サーチ面優秀やし、お好みで「岩投げエリア」選択するんもアリと。なるほどなぁ」

 戦闘主体効果で石器使う辺り、元々「岩投げエリア」との組み合わせも考えてデザインされたんかなーって思ってます。実際【アダマシア】は海外で人気だったし、岩石イメージは受け良いのかもしれない。

 まとめです。

・「WAR ROCK」は期待の地属性・戦士族テーマ!
 戦闘を行ったことをトリガーに、様々な効果に繋げていく、非常に好戦的なテーマ。
 自力で戦闘破壊耐性を得る手段に乏しいことと、盤面を完全に返された際のリカバリー力に難がある印象。
 自力の攻撃力アップ効果を頼るか「岩投げエリア」軸で端から維持しつつ戦うのが良いかも。

〓「WAR ROCK MOUNTAIN」
……サーチ・展開主軸。維持はおまけ。

〓「岩投げエリア」
……盤面維持・コンボ軸。展開はモン頼り。

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 【 終わりに 】

 イラスト好きなんですよね「WAR ROCK」。「サブテラー」とか「聖騎士」にタッチが似ているので、同じアーティスト
(Gonzalo Ordonez Arias)なのかな? と。

 個人的には「FORTIA」と「SKYLER」「BASHILEOS」が好き。

 地属性・戦士族デッキでもある【岩投げブルブレ】(自分のメインデッキです)の強化ってことで、来日が待ち遠しいところ。

 次回は内容未定です。なんか思いついたら書きましょ。
 では、また来週くらいに。

使用和訳サイト様

weblio英語翻訳」https://translate.weblio.jp/

令和の【サイクルリバース】強化。「王家の守護者スフィンクス」

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 最近やっと『戦場のヴァルキュリア』をクリアしました。自分のことを無敵だと思いこんでいるマクシミリアンを、突撃兵組でいじめるの楽しいね……
 どうも、岩投げ流2段。トロワーです。

 今回は、令和になってまさかの強化をもらってしまった【サイクルリバース】と、件の新規王家の守護者ファラオニックガーディアンスフィンクスについてです。

 では、どうぞ。

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チャプター1 【 サイクル・リバースってなぁに? 】


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「そもそも【サイクル・リバース】ってなんなん? 聞いたこと無いし、まさかオリジナルデッキ?」

 サイクル・リバースというのは、このデッキに採用されるサイクルモンスター達の俗称で、デッキ名自体は除去反転じょきょはんてんというらしいです。
 ぶっちゃけ今の遊戯王プレイヤーには伝わりづらいデッキ名なので、この記事では便宜上【サイクル・リバース】として扱います。

 で、実際【サイクル・リバース】ってどんなデッキなん? って話ですね。

 

【 さんぷる 】

〓 効果 〓 ①:自分メインフェイズに発動できる。 このカードを裏側守備表示にする(1ターンに1度のみ)。
②:このカードが反転召喚(リバース)に成功した場合に発動する。○○する。

 上記の定型効果を持っている、サイクル・リバースと呼ばれるサイクルモンスター。それらをメインに据えたコントロールデッキの一種です。

〓 代表的なモンスター 〓

・「デス・ラクーダ」ドロー
・「番兵ゴーレム」バウンス
・「サブテラーの導師」裏側守備化
など

 

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「あ、デス・ラクーダ知ってる! ドロー効果持ちだからよく使ってたかも」

 そう。毎ターン1ドロー、毎ターンバウンス、毎ターンハンデス……好きな戦略を選択し、安定して行えるのが強みです。
 あくまで今回は「王家の守護者スフィンクスの紹介がメインなので、とりあえずそんなデッキもあるんだなーくらいの認識で。(また別の機会にガッツリ紹介します)

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チャプター2 【 王家の守護者ファラオニックガーディアンスフィンクス 】


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「さっきのデッキの強化ってことは、この子もサイクル・リバースなん?」

 そういうことです。早速、効果を見てみましょ。

王家の守護者ファラオニックガーディアンスフィンクス
〓 ☆8
〓 地属性
〓 岩石族
〓 ATK2300 DEF3000
〓 効果 〓 このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを裏側守備表示にする(1ターンに1度のみ)。
②:このカードが反転召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す
③:フィールドのこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。手札・デッキから岩石族・レベル5モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。

 久しいリバースではなく反転召喚でのみ発動するサイクル・リバースモンスターです。やばいね。

ここが凄いっ!


・高い守備力
・相手モンスター全てをデッキバウンス
・被破壊時の保険付き

 サイクル・リバース自体は最近でもポツ、ポツと単発できたり、リバーステーマとしてサイクル・リバース効果も搭載したモンスター達がまとめて来たりなど、実はそれなりに新規が来ていました。
 しかし! しかしです。今このタイミングで元祖サイクル・リバースストラクチャーである『守護神の砦』型のサイクル・リバース強化が来ると、誰が予想したか。

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「相当嬉しかったんやね……」

 モチのロンです。もうピシャドンというか(語彙力)

 リメイク元である「守護者ガーディアンスフィンクス」の上位種に当たるモンスターで、当然ながら比較対象はこの守護者スフィンクスさんになります。
 ここで、対面がペンデュラムデッキだった場合の比較を出します。

守……「守護者スフィンクス
王……「王家の守護者スフィンクス


〓 反転時効果 〓
守・再度展開やスケール設置を許してしまう
王・再度展開を封じる(デッキ送り)

〓 場持ち 〓
守・除去されると何も残らない
王・後続が残ることによる、疑似破壊耐性

〓 出しやすさ 〓
守・1体から生贄セット可。読み合い
王・2体生贄。ただし蘇生前提なら同条件


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「あー。確かにバウンスが強化されたといっても、再展開問題自体は解決してないんやもんね。
墓地落としからリビングデッドの呼び声とかするなら、圧倒的に王家の守護者スフィンクス側に部があるわけやね」

 生贄セット(アドバンスセット)からの読み合い→「旅人の試練」のコンボは、ハマれば未だに強いので、この辺りはどちらがデッキに合っているかの選択になるのかなーと。
 令和に突如現れた重量級サイクル・リバース。一度使ってみては。


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「ここからはおまけやで!」

〓 サイクル・リバース早見表 〓



反転召喚時

・「メデューサ・ワーム」

モンスター破壊
・「イナゴの軍勢」
魔法罠破壊
・「スカラベの大群」
モンスター破壊
・「ステルスバード」
1000ダメージ
・「デス・ラクーダ」
1ドロー
・「ハンプティ・ダンディ」
攻撃800アップ
・「ガーディアン・スタチュー」
モンスターバウンス
・「グレート・スピリット」
地属性攻守入れ替え
・「番兵ゴーレム」
モンスターバウンス
▼上級
・「守護者スフィンクス
全相手モンスターバウンス
・「カラスの大群」
ランダム1ハンデス
・「竜脚獣ブラキオン」
他全モンスター裏守備化
・「王家の守護者ファラオニックガーディアンスフィンクス
全相手モンスターデッキバウンス

リバース時

・「裏ガエル」

選ぶ複数モンスターバウンス
・「半蛇人サクズィー」
魔法罠ピーピング
・「ギアギアーマー」
ギアギアサーチ
・「ギアギアタッカー」
選ぶ魔法罠複数除去
・「ギアギアンカー」
選ぶモンスター複数除去
・「ゴーストリックの人形ひとがた
エンド時に全裏守備化+ゴーストリックリクルート
・「ゴーストリックの妖精」
ゴーストリック回収+選ぶ複数裏守備化
・「雀姉妹ジャンシマツ
1ドロー後1捨て
・「ゴーストリック・イエティ」
ゴーストリックに破壊耐性付与
・「ゴーストリック・キョンシー
制限付きゴーストリックサーチ
・「ゴーストリック・スケルトン」
複数デッキ破壊(裏側除外)
・「ゴーストリック・ワーウルフ
裏側カード✕100ダメージ
▼上級
・「サブテラーマリス・アクエドリア」
複数裏側破壊
・「サブテラーマリス・アルラボーン」
サブテラーに破壊耐性付与
・「サブテラーマリス・リグリアード」
モンスター除外
・「不死王ノスフェラトゥリッチー」
自分墓地のアンデット蘇生
・「サブテラーマリス・グライオース」
デッキから任意のカードを墓地落とし
・「サブテラーマリス・ボルティニア」
コントロール奪取
・「サブテラーマリス・ジブラタール」
サブテラー捨て2枚ドロー
・「サブテラーマリス・エルガウスト」
攻撃力0化付与
・「サブテラーマリス・バレスアッシュ」
他全モンスター裏守備化

特殊な挙動をする
・または反転時効果を持たないモンスター

〓反転時・リバース時効果無し
・「ゴーストリック・スペクター」
・「ゴーストリック・フロスト」
・「ゴーストリック・マリー」
・「ゴーストリック・ランタン」
・「ゴーストリックの猫娘
・「ゴーストリックの魔女」
・「ゴーストリックの雪女」
・「ゴーストリック・グール」
・「ゴーストリック・シュタイン」
・「ゴーストリック・マミー」
・「モアイ迎撃砲」

〓特殊な挙動

・「サブテラーの妖魔」

疑似サイクル+手札墓地のサブテラー特殊召喚
・「サブテラーの導師」
相手モンスターを巻き込む疑似サイクル・リバース時サブテラーサーチ
・「さまようミイラ」
裏側時に裏側シャッフル
・「妖精伝姫―ターリア」
受動的サイクル・リバース時手札のモンスター特殊召喚
・「ワーム・ルクイエ」
攻撃したバトルフェイズ終了時にサイクル
▼上級
・「ジャイアントマミー」
裏側時に攻撃を受けたら条件破壊
・「ワーム・イーロキン」
疑似サイクル・リバース
▼EX・儀式
・「聖占術姫タロットレイ」
疑似サイクル
・「召喚獣ライディーン
疑似サイクル
・「鳥銃士カステル」
疑似サイクル
・「超量機獣エアロボロス」
自身以外のみを疑似サイクル
・「発条機甲ゼンマイスター」
疑似サイクル
・「No.24 竜血鬼ドラギュラス」
EX限定疑似サイクル
・「No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ」
植物限定疑似サイクル

※魔法・罠はサイクル・リバースモンスターの定義に当てはまらない為、省いています。

サイクル・リバース関連

・「グレイヴ・オージャ」

地属性反転の度300ダメージ
・「サンドモス」
裏守備ブラフ
・「守護神エクゾード」
地属性反転の度1000ダメージ
・「謎の傀儡師」
召喚・反転の度500回復
〓魔法
・「うごめく影」
裏守備シャッフル

〓さらにその他
・「クリオスフィンクス

バウンスの度ハンデス
・「ヒエラコスフィンクス
裏守備守護

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 【 終わりに 】

 最近、サイクル・リバース強化だったり、海外新規の明らか岩投げテーマ【War Rock】だったりと、ちょっとテンション高めでした。ボリューム増えちゃってすみません……

 今は毎週更新分とは別に、真心まこころちゃんを主人公にした物語を考え中です。気分しだいやなぁ。

 次回は多分【War Rock】についてです。予定は未定。

 では、また来週くらいに。

参考文献

遊戯王wiki【除去反転】」https://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%BD%FC%B5%EE%C8%BF%C5%BE%A1%DB

フィールドデッキの守護竜「妖精竜エンシェント」

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 王家の守護者スフィンクスという、まさかのサイクルリバース強化に驚きと喜びを隠せない。
 どうも。岩投げ流2段、トロワーです。

 今回は「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」
 フィールドデッキの頼れる守護竜、「妖精竜エンシェント」についてです。

〓目次無いです

チャプター1 【 妖精竜 エンシェント 】

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「ちょっと待ってください! 今回は私、エンシェント・フェアリー・ドラゴンについてのはずです!」

 ※2021年1月現在、「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」は禁止カード指定となっています。

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「あ゛っ゛」

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「……」

 本当はネタ的に紹介するつもりでしたが、今さら禁止カード紹介してもなーって我にかえってしまったので、今回は漫画版側。決闘竜デュエルドラゴンの1体である「妖精竜エンシェント」を紹介しようと思います。

【 妖精竜 エンシェント 】
〓 ☆7
〓 闇属性
〓 ドラゴン族
〓 ATK2100 DEF3000
〓 効果 〓 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの①②の効果は、それぞれ1ターンに1度しか発動できない。
①:自分のターン中、フィールド魔法カードが発動した場合に発動できる。デッキからカードを1枚ドローする。
②:自分のメインフェイズ時、フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合にフィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。


 先程の他力本願鰻と違い、効果はシンプル。

  1. フィールドが発動するとドロー
  2. フィールドがあると除去効果

といった構成。①が発動できた場合、必然的に②も発動できるようになっています。

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「気づいたんやけどさ、もしかして①って誘発効果?」

 正解。誘発効果……つまり、相手が「メタバース」などで、フィールド魔法を発動した場合にも発動できます。意外と見落としがちな部分ですね。

 一方、①が緩い分②は、解決時にフィールドが存在しなくなる(チェーン「サイクロン」など)と不発になってしまうようになっています。

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「シンプルな効果ほど、奥が深いもんなんやね」

 次に、ステータス面ですが、実は闇属性・ドラゴンです。漫画版の暗ーい龍可ルカが印象的ですが、その決闘竜であるエンシェント自身も闇属性になっていると。
 闇属性・ドラゴンだと具体的に何ができるかと言うと、

・「ライトパルサー・ドラゴン」
「スカーレッド・ファミリア」
「ヴァレット・シンクロン」
で蘇生できる

「クリムゾン・リゾネーター」
「レッド・ライジング・ドラゴン
の縛りに引っかからない

「撃滅龍 ダーク・アームド」
になれる

「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」
「ヴァレルロード・フュリアス・ドラゴン」
琰魔竜えんまりゅうレッド・デーモン・アビス」
「琰魔竜レッド・デーモン・ベリアル」
「琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティ」
「デリンジャラス・ドラゴン」
「マガジンドラムゴン」
の素材になれる

「スターヴ・ヴェネミー・リーサルドーズ・ドラゴン」
のデバフを受けない

「ノクトビジョン・ドラゴン」
特殊召喚できる

「スカーレッド・レイン」
が回収できる

以上。

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「な、何これ……多ない?」

 自分がよくやるのは【魔救】で4+3で「妖精竜エンシェント」を立てたあと、7+2で「琰魔竜レッド・デーモン・アビス」シンクロ召喚! ……とかです。結構便利。

 フィールド魔法自体も、最近ではサーチ効果付きや「チキンレース」のようなドローソースも増えたので、単純にエンジンとして採用するのもアリです。

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「守備力3000やしね!」

 フィールドデッキの頼れる守護竜「エンシェント」。一度使ってみては。

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 【 終わりに 】

 というわけで、箸休め回でした。前回前々回とボリュームあったんで、ちょっとサボ……ゆるめにやってみたくて。

 「妖精竜エンシェント」は雑に守備表示で出すだけで、それなりに圧になるのは優秀なんですよね。
 ……最近だとライバルが多いので、やっぱり闇属性・ドラゴン部分を活かす方向にはなりますが。

 あと、差分増えました。画質維持しながらサイズ落とす手段を忘却してしまっていて、今更ながらの追加です。多分増えます。

 次回は、令和になって強化された、古の玄人向けコントロールデッキ【サイクルリバース】について! の予定です。

 では、また来週くらいに。

フィールドサーチ17選+α【後編】

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 リバイバルゴーレムに続いて、ピン差しのシェルナイトくん素引きしまくるの軽く呪い。
 どうも。岩投げ流2段、トロワーです。

 今回は前回から続きのフィールドサーチ紹介後編。墓地回収にデッキトップ確定、そして……です。

 今回からカードテキスト欄の該当箇所(フィールド関係)を太字にしています。ちゃんと機能してますように。

 では、ごゆっくりどうぞ。

 ※は条件等で挙動が変わるカード。
()は別項目で解説。

〓目次・【 一覧 】
 手札に加える
  ┗「惑星探査車」
  ┗「マドルチェ・バトラスク」
  ┗「テラフォーミング
  ┗「ゴーストリック・リフォーム」
  ┗「メタバース」※
  ┗(幸運を告げるフクロウ)
 直接発動する
  ┗「終焉の地」
  ┗「盆回し」(セット)
  ┗「フェイバリット・ヒーロー」
  ┗「ポップルアップ」
  ┗(メタバース

ここまで前編(前回)


ここから後編

 墓地から回収
  ┗「アーマード・ホワイトベア」
  ┗「マインフィールド」〆
  ┗「マジドッグ」
  ┗「地縛神の復活」
  ┗「Z― ONE」
  ┗「警衛バリケイドベルグ
  ┗(神竜アクアバザル)
 デッキの上に
  ┗「幸運を告げるフクロウ」※
  ┗「神竜アクアバザル」
 その他
  ┗「疑似空間」
  ┗「森のざわめき」
  ┗「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」

・【 終わりに 】



チャプター3

【 墓地から回収 】



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「ここまで『直接サーチする』カード紹介しちゃったし、今更墓地回収って必要無くない?」

 実はそうでもなくて。
 一つは「灰流うらら」はあくまでデッキから〜に対して発動する効果なので、墓地回収の場合引っかからない点。もう一つは【ライトロード】のような、ランダム性のある墓地肥やしから疑似確定サーチ(再利用)したい場合に便利って点。

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「あー……なるほどね。破壊されたフィールドを再利用したい時もあるし、一つのモノサシで計っちゃだめやね。ハンセイ」

 というわけで、ここから紹介です。

【 アーマード・ホワイトベア 】
〓 ☆4
〓 水属性
〓 獣族
〓 ATK1800 DEF1400
〓 効果 〓 このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドにSモンスターが存在し、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
②:このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「アーマード・ホワイトベア」以外のレベル4以下の獣族モンスター1体を選んで特殊召喚する。


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「発動条件がちょっとめんどい子やね」

 準アタッカークラスの攻撃力とリクルート効果を持つ水属性・獣族です。

 珍しい組み合わせに見えて、意外と水属性・獣族は存在する(「フェンリル」「素早いビーバー」等)ので、素直に保険効果を持ったアタッカーとして運用するのがベターかも。
 リクルート効果は自爆攻撃でも発動するので、初めからリクルート目当てでフィールドはついで程度に……といった使い方もアリです。

 フィールド回収の条件にはフィールド魔法でコンボできる「妖精竜エンシェント」か【セフィラ】のようなサーチ効果持ちフィールドを抱えるテーマ辺りに。


【 マインフィールド 】
〓 ☆4
〓 地属性
〓 機械族
〓 ATK1500 DEF1500
〓 効果 〓 ①:表側表示のこのカードが自分フィールドから離れた時、自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

 フィールドを離れることでフィールド魔法を回収する地属性・機械族です。
 「巨大ネズミ」「ユーフォロイド」のリクルーター両方に対応し、「クリッター」「黒き森のウィッチ」のサーチャー両方に対応するのが強み。

 

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「……それってさ、『惑星探査車』と丸かぶりしてない? なんならこの子奈落に落ちるから下位互k」

 一応、リクルーターや「機甲部隊の最前線」辺りで相手ターンに呼び出してから「激流葬」……といった使い方はあるので、工夫次第。
 一癖あるカードを使いたい! って人向けのカードですね。


【 マジドッグ 】
〓 ☆4
〓 光属性
〓 魔法使い族
〓 ATK1700 DEF1000
〓 効果 〓 ①:このカードが魔法使い族モンスターのS召喚に使用され墓地へ送られた場合、自分の墓地に存在するフィールド魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。


 見た目は獣族なマジタッグの片割れ。光属性・魔法使い族なイヌヌワン。

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「『魔法都市の実験施設』に描かれてる子やね! 魔力暴走したり、誘爆したり、あの施設大丈夫なんかなぁ……っては思うけど」

 効果自体はシンプルで、シンクロ素材にすれば回収効果が発動するというもの。
 本人(本犬?)に特殊召喚効果が無いので、「絶火の大賢者ゾロア」や「相愛のアンブレカム」で特殊召喚からS召喚したり、いっそ「エキセントリック・ボーイ」で手札から素材にしたりして楽にシンクロ召喚してあげたいところ。
 とか書こうとしたのですが、実は魔法使い族シンクロは非チューナー側のみの縛りが殆どなので、各種特殊召喚持ちチューナーと合わせると「アーマード・ホワイトベア」「マインフィールド」を超える汎用回収札に化けます。凄いね。
 魔法使い族以外でも活躍できる優等生です。

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「『フュージョン・ゲート』回収して『覇魔導士アーカナイト・マジシャン』を融合とか、カッコイイからしてみたいな!」


【 地縛神の復活 】
〓 通常魔法
〓 効果 〓 ①:手札を1枚捨てて発動する。自分の墓地に存在する「地縛神」と名のついたモンスター1体とフィールド魔法カード1枚を選択して手札に加える。


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「カードデザイン的に、フィールド魔法が破壊されて『地縛神』が自爆した後用なんかな。『地縛神』必要なんがネックかも……」

 はい。海外産「地縛神」サポートであり、フィールド魔法サポートの通常魔法です。
 「地縛神」入りの【炎王】とかで地縛神をサーチ・再利用したい場合に「チキンレース」辺りと一緒に回収……はちょっと無茶か。
 貴重な手札コストを切りながら、かつ召喚権を使わずに回収できる手段でしたが、今はその役目を後述の「警衛バリケイドベルグ」に譲っています。


【 Z―ONE 】
〓 通常魔法
〓 効果 〓 ①:セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時に発動する。自分の墓地から永続魔法またはフィールド魔法カード1枚を選択して手札に加える。


 セット状態で破壊されると、墓地の永続・フィールド魔法を回収する通常魔法です。
 「ダブルサイクロン」や「ブラック・ローズ・ドラゴン」等で巻き込ませつつ、巻き込んだ永続カード等を回収できる優れ物。

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「『大嵐』……は禁止やったね。トホホのホー……」

 欠点は単体だと腐ってしまうことなので、基本的には永続カード使うのにリセット効果がいる! ってデッキに採用するべきかも。


警衛バリケイドベルグ
〓 リンク2
〓 闇属性
〓 機械族
〓 ATK1000
〓 効果 〓 カード名が異なるモンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。このターンのエンドフェイズに、自分の墓地から永続魔法カードまたはフィールド魔法カード1枚を選んで手札に加える。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの表側表示の魔法カードは相手の効果では破壊されない。


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「リンクモンスター!?」

 令和になって登場した、まさかの永続・フィールド魔法回収リンクモンスターです!
 エクストラデッキ、それもリンクモンスターがそれを行うので、「マジドッグ」らと違いメインデッキを圧迫しないことが強み。
 欠点はやはり回収がエンドフェイズということ。スピードを求めるなら「マジドッグ」、枠と安定を求めるなら「警衛バリケイドベルグ」と使い分けたいところですね。



チャプター4

【 デッキの上に 】


【 カード名 】
〓 ☆2
〓 風属性
〓 鳥獣族
〓 ATK500 DEF300
〓 効果 〓 ①:リバース:デッキからフィールド魔法カードを1枚選択し、デッキの一番上に置く。「王家の眠る谷-ネクロバレー」がフィールド上に存在する場合、選択したフィールド魔法カードを手札に加える事ができる。


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「あれ、墓守じゃないのに、ネクロバレー?」

 実は初期の「墓守の」シリーズ(EXPERT EDITION Volume 1)はテーマ外カードも多くて、「シャブティのお守り」や「不幸を告げる黒猫」のようなカードもチラホラとあったんです。その内の1体がこのフクロウ。
 風属性・鳥獣族であり、リバースモンスターで唯一縛りなくフィールド魔法をデッキの上またはサーチできるモンスターだったりします。

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「ぞ、属性てんこ盛りやね……。でもデッキの上って聞いて、弱いんかなって勝手に思っとったから、意外に強そうでビックリ」

 リバースした後は「ゴッドバード・アタック」や「スワローズ・ネスト」で飛ばせるので、無駄もないです。
 鳥獣族や風属性、【ネクロバレー】辺りでは意外な活躍を見せるかも。


【 神竜アクアバザル 】
〓 ☆5
〓 水属性
〓 海竜族
〓 ATK2100 DEF1500
〓 効果 〓 ①:このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する水属性モンスター1体をリリースし、自分の墓地に存在する永続魔法またはフィールド魔法カード1枚を選択して発動する。選択したカードを自分の墓地からデッキの一番上に戻す。この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 他の水属性モンスターをリリースし発動する、水属性・海竜族の上級モンスターです。

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「……」

 ……。

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「えっと、このモンスターの強みって?」

 「伝説の都アトランティス」状況下でリリース無し召喚できて、2300アタッカーになれます。
 「伝説の都アトランティス」が破壊されても、自軍をリリースしてデッキの上に置けます。
 ……多分、その前に本人がやられます。

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「フクロウちゃんでデッキ組もうかなー……」

 海竜族って点を活かせる方は使ってみては……?

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 【 終わりに 】

 アクアバザルさんファンの方すみません。昔は使っていたけれど、見れば見るほど使い道が難しくて……。
 何か面白い使い方あったらブルーバードくんとかで書いてください。

 「疑似空間」と「森のざわめき」はちょっと特殊なので省きました。
 え、フィールドサーチはもう1体居ただろって?

ゴゴゴゴ……

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「次回は私の紹介です。お楽しみに」



【 おまけ 】

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「フクロウちゃんとシムルグズが主軸のデッキやで! 〆はガイアソルジャー経由のBloo−Dで決まり!」