ゴゴゴ! というテーマと、その仲間たち。
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どうも。ビデオ買い足したいけど我慢中、トロワーです。
今回は遊戯王ゼアル主人公テーマの一柱、『ゴゴゴ』についてです。
〓目次
・【 ゴゴゴ! 岩石パワーでエクシーズ 】
・【 ゴゴゴって結局どんなデッキ? 】
・【 おわりに 】
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【 ゴゴゴ! 岩石パワーでエクシーズ 】
『ゴゴゴ』は第7期5弾、2011年頃発売のGENERATION FORCEから登場したオノマトペシリーズの一つで、「ゴゴゴゴースト」及びルール上扱いの「希望皇オノマトピア」を除く殆どのモンスターが岩石族モンスターで構成されていることと、メインの構成モンスターが全てレベル4に統一されていることが特徴のテーマです。
遊☆戯☆王ZEXALの主人公を支え続けた縁の下の力持ち。そんな彼らを一人ずつ紹介していこうと思います。
・[ ゴゴゴゴーレム ]
★ レベル4
◆ 地属性
▼ 岩石族
■ 1800/1500
①:守備表示のこのカードは、1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
『ゴゴゴ』シリーズを代表する主力モンスターの一体。
「ゴゴゴゴースト」を使用する際は必須となる他、「ゴゴゴジャイアント」等の効果で守備表示で蘇生した場合に発揮される①の戦闘破壊耐性など、中々侮れない存在。
1800の攻撃力も、他の攻撃力持ち『ゴゴゴ』の殆どがデメリットを持つことを考えると優秀な点。
「ゴゴゴゴースト」採用型の【ゴゴゴ】に採用も良し、「スパイダー・ウェブ」「悪夢の迷宮」のような表示形式変更系カードとの組み合わせも可能な準アタッカーとして採用も良しないぶし銀モンスター。
〓こんなデッキに!〓
・「ゴゴゴゴースト」を採用したデッキ
・表示形式変更ビート
・[ ゴゴゴジャイアント ]
★ レベル4
◆ 地属性
▼ 岩石族
■ 2000/0
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「ゴゴゴ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。その後、このカードは守備表示になる。
②:このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
【ゴゴゴ】デッキのエクシーズ生産機であり、主力モンスターの一体。
基本的には①の蘇生効果を使用し、各種ランク4エクシーズの召喚に繋げるのが仕事。やれることをざっくり上げるだけで、
・「ゴゴゴゴースト」を蘇生し、連鎖して「ゴゴゴゴーレム」蘇生
・「ゴゴゴアリステラ&デクシア」を蘇生してエクシーズし、追加効果
・「ドドドドワーフ―GG」を蘇生し、①の効果で『ドドド』『ズババ』を特殊召喚する
といったラインナップ。当然「ゴゴゴギガース」「ドドドドワーフ―GG」の蘇生効果も起動できるので、【ゴゴゴ】の強さの半分以上はこのカードと言っても過言ではないくらい。
守備力が0なので「カメンレオン」対応、召喚時効果なので「エンペラーオーダー」とコンボ可能と、上げだすとキリが無いほど万能なモンスター。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴ】
・岩石族を主体としたエクシーズデッキ
・[ ゴゴゴギガース ]
★ レベル4
◆ 地属性
▼ 岩石族
■ 0/2200
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか発動できず、発動するターン自分はバトルフェイズを行えない。
①:このカードが墓地に存在し、自分が「ゴゴゴ」と名のついたモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。
『ゴゴゴ』シリーズの縁の下の力持ち。
効果を使った場合、そのターンのバトルフェイズが行えなくなるので状況を選ぶものの、単純に+1され除外されない効果は強力。
除去効果を持つエクシーズモンスターや、3体以上を素材条件とするモンスターの召喚に繋げると無駄がない。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴ】
・[ ゴゴゴゴースト ]
★ レベル4
◆ 闇属性
▼ アンデット族
■ 1900/0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか発動できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「ゴゴゴゴーレム」1体を対象に発動できる。選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。その後、このカードは守備表示になる。
特殊召喚成功時に「ゴゴゴゴーレム」を蘇生するアンデット族モンスター。
『ゴゴゴ』シリーズ唯一のアンデット族の為扱いが難しいものの、各種闇属性・アンデット族サポートを使用できたり、闇属性縛りエクシーズモンスターの召喚に使用できたりとメリットでもある。
扱い辛いことに変わりはないので、自身の性格やスキルと相談して採用するかどうか決めたい。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴアンデ】
・【ゴゴゴ】
・[ ゴゴゴゴラム ]
★ レベル4
◆ 地属性
▼ 岩石族
■ 2300/0
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。このカードの表示形式を変更する。
②:フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。デッキから「ゴゴゴ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る。
イマイチ不遇な印象のある『ゴゴゴ』モンスター。
召喚・反転召喚・特殊召喚全てにおいてデメリットが発生する為、せっかくの攻撃力を自身だけでは生かせない。「聖なる輝き」で表側守備表示で出した場合は攻撃表示になってくれるが、だからどうしたといったところ。
メインデッキの『ゴゴゴ』モンスターでは最高の攻撃力を持つモンスターなので、「ゴゴゴゴーレム―GF」の召喚条件に使用するのが主な使用方法。
一応②の効果は「ゴゴゴゴースト」を墓地に送る手段になるので、これもデッキによっては活用できるかもしれない。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴ】
・[ ゴゴゴアリステラ&デクシア ]
★ レベル4
◆ 地属性
▼ 岩石族
■ 0/2200
①:このカードとこのカード以外の「ゴゴゴ」モンスターがモンスターゾーンに存在する限り、相手は「ゴゴゴ」モンスターを攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
②:このカードを含む「ゴゴゴ」モンスターのみを素材としたXモンスターは以下の効果を得る。
●このX召喚に成功した時、相手フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示にして守備力を0にする。
自身以外の『ゴゴゴ』モンスターへの対象を封じる永続効果と、自身をエクシーズ素材としたモンスターに「ブラック・ローズ・ドラゴン」を思わせる表示形式変更+0化効果を持つ『ゴゴゴ』モンスター。
①の攻撃・効果対象を封じる効果は名称制限が無いため、「切り込み隊長」のような同名2体でのロックが可能。
②の守備表示変更版「ブラック・ローズ・ドラゴン」効果はダメージこそ与えられないもの、高攻撃力モンスターや「オネスト」のような攻撃力アップ系効果に対し強いので、かなり強力。
基本的には「ゴゴゴジャイアント」や「ドドドドワーフ―GG」とのエクシーズ召喚から大型モンスターを狩りに行きたい。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴ】
・[ ドドドドワーフ―GG ]
★ レベル4
◆ 地属性
▼ 岩石族
■ 0/1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。手札から「ズババ」または「ガガガ」モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「ドドドドワーフ-GG」以外の、 「ゴゴゴ」モンスターまたは「ドドド」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
ざっくり書くと、
・手札から『ズババ』か『ガガガ』を出せる
・『ゴゴゴ』か『ドドド』がいるなら墓地から出せる
といった効果。
①の効果は墓地の肥えていない序盤でエクシーズ召喚に繋がる貴重な効果。「オノマト連携」から『ズババ』または『ドドド』と一緒にサーチすることで一気にランク4エクシーズを展開できる。
②の効果で棒立ちした「ゴゴゴゴラム」や「ゴゴゴアリステラ&デクシア」のサポートをすることもできる他、「王宮の鉄壁」で除外デメリットをカバーすることで「ドドドドロー」「闇の増産工場」といったドローソースの無限コストとしても活用できる。
『ゴゴゴ』『ドドド』両方のカードとして使用できる便利なカード。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴ】
・【ドドド】
・【オノマトペ】
・[ ゴゴゴゴーレム―GF ]
★ レベル4
◆ 地属性
▼ 岩石族 特殊召喚
■ ?/1500
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上の「ゴゴゴ」と名のついたモンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードの攻撃力は、リリースしたそのモンスターの元々の攻撃力を倍にした数値になる。
②:このカードの戦闘によって発生する相手への戦闘ダメージは半分になる。
③:1ターンに1度、相手フィールド上で効果モンスターの効果が発動した時に発動する。このカードの攻撃力を1500ポイントダウンし、その効果を無効にする。
『ゴゴゴ』シリーズ最強にして最高のエースモンスター。
攻撃力の高い下級モンスターを複数有する『ゴゴゴ』というテーマ性と相まって、その特殊召喚の容易さとしては破格の攻撃力と無効効果を持つ。
単純に4000以上の攻撃力がメインデッキだけで出せるので、EXメタやエクシーズメタを展開してきた相手に対する貴重な対抗手段となる。
欠点は無効効果が強制効果であり、コストとしてせっかくの攻撃力を消費してしまうこと。与えられる戦闘ダメージも半分なので、このカードのみでデュエルが決まるパワーカードではないことは注意するべき。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴ】
・「No.55ゴゴゴゴライアス」を採用したデッキ
・[ No.55ゴゴゴゴライアス ]
★ ランク4
◆ 地属性
▼ 岩石族
■ 2400/1200
レベル4モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分の墓地から岩石族・地属性・レベル4モンスター1体を選択して手札に加える。
②:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の全てのモンスターの守備力は800ポイントアップする。
『ゴゴゴ』唯一のエクシーズモンスターにしてナンバーズの1体。墓地の岩石族を回収する効果と、自分フィールド全体の守備力を800アップする永続効果を持つ。
回収効果は「ゴゴゴジャイアント」を再利用できる為、単純ながら強力。「岩投げエリア」で墓地に落とした岩石族モンスターの回収もできるので、実質的なサーチになる。(御影志士獲得後はあまり重要ではなくなった)
「ゴゴゴゴーレム―GF」の媒介としては最高の攻撃力を持つので、そちらと合わせて採用する場合もある。
②の全体強化は自身の守備力の低さで軽視されがちだが、「干ばつの結界像」「ゲート・ブロッカー」といったロック効果モンスターの守備力を上昇させることができるので無駄ではない。
とにかく「御影志士」と比べられがちなので、明確な差別点を持たせて採用したいところ。
〓こんなデッキに!〓
・【ゴゴゴ】
・「ゴゴゴゴーレム―GF」を採用したエクシーズデッキ
・[ ゴゴゴ護符 ]
◆ 永続魔法
①:自分フィールドに「ゴゴゴ」モンスターが2体以上存在する限り、自分が受ける効果ダメージは0になる。
②:1ターンに1度、自分フィールドの「ゴゴゴ」モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。そのモンスターはその戦闘では破壊されない。
①②どちらも条件の割に限定された効果を持つ永続魔法。
②の効果は正直劣化「岩投げエリア」、ちょっと微妙になった「EMゴムゴムートン」なので、①をメインに。
①は自分への自分・相手からの効果ダメージ全般を0にする効果。
「Emトリッククラウン」のような効果ダメージをデメリットとして持つモンスターとのコンボが可能であり、本来リスクのあるこれらの効果リスクを0にすることができる。有り難い護符だなぁ。
ただその条件がよりにもよって『ゴゴゴ』モンスター2体。エクシーズしたいデッキなのに、エクシーズを否定される条件。
こればっかりは擁護のしようがない要素なので、素直に「ゴゴゴゴーレム―GF」などを主体としたメインデッキビートに採用するべき。
〓こんなデッキに!〓
・「岩投げエリア」が採用できないデッキ
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【 ゴゴゴって結局どんなデッキ? 】
閑話休題。なんだか書いててわかんなくなってきたので、【ゴゴゴ】とはどんなデッキなのか? という話をします。
【ゴゴゴ】はゼアル期らしいザ・エクシーズテーマデッキの一種で、エクシーズ展開には主に墓地リソースを活用します。
基本的には「ゴゴゴジャイアント」の蘇生効果を起点に各々の蘇生効果を連鎖させ、一気に4・5体のレベル4モンスターをフィールドに並べていき、そこからの大量エクシーズ召喚による物量で勝負を決めに行くデッキです。
殆ど縛りなく、強力なランク4モンスター達を1ターンに複数体連続で展開できるので、「鳥銃士カステル」や「SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング」などのモンスターで一気に勝負を決めたいところ。
「ゴゴゴゴースト」の種族を活かした【ゴゴゴアンデ】やホープモンスターを中心に据えた【ゴゴゴホープ】など派生タイプも存在するように、シンプルながらも強力でデッキ構築にも幅を持たせられる良テーマです。
欠点というか、良くも悪くも「ゴゴゴジャイアント」に依存したテーマデッキなので、そこを突かれると脆弱です。
最近では強力なエクシーズテーマも増え、やや向かい風気味な彼らですが、そのデッキ構築の幅や変な在籍モンスター達を余すことなく活かせば、今でも輝ける最高なテーマデッキです。
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【 おわりに 】
このブログも始めてから10記事目になるみたいで。
時の流れは不思議だなぁと言いますか、9週間? ってあっという間なんだな、と改めて認識しました。
自分の趣味出し過ぎるとウケないのは解ってるんですが、気楽に書く分には趣味出すのが一番楽なので、このままフルスロットルで行きます。
次回はアンケートで決めるか、トラミッド辺りかの予定。予定は未定。
では、また来週くらいに。
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